
(公社)日本地すべり学会中部支部は、中部7県により構成されています。
この地域には、新潟県に次ぐわが国第2の地すべり多発地帯である長野県を抱え、天竜川をはじめとする国内有数の急流河川が流れています。また、中部地方には、日本列島の地質構造を特徴づけるフォッサ・マグナ、中央構造線、糸魚川-静岡構造線などの重要な地質帯が分布し、第四紀断層も数多く存在しています。
こうした背景のもと、毎年のように自然災害が発生し、生命や財産が失われている現状は、わが国の生活基盤の脆弱さを象徴しています。
中部支部は本会の一員として、総会、基調講演、話題提供、シンポジウム、現地検討会、出前講座などを毎年開催し、長年にわたり地域の地すべり防止技術の向上に寄与してきました。また、会員は多くの協賛会員の皆さまとともに研鑽を重ね、有益な研究成果や技術情報の提供に努めてきました。
今後も会員一同、たゆまぬ努力を続け、地域の皆さまの期待に応えてまいります。
(公社)日本地すべり学会中部支部
支部長 堤 大三