地すべり災害は、実際の現場を「見る・考える」ことで初めて理解が深まる分野です。
2025年8月21日(木)〜22日(金)の2日間にわたり、
公益社団法人 日本地すべり学会 中部支部による現地見学会・検討会が開催されます。
今回の対象は、静岡県浜松市天竜区に位置する「長沢地すべり」。
実際に発生した災害現場を訪れ、発生から対策までを総合的に学ぶことができる貴重な機会です。

■ 対象:長沢地すべりとは
今回の見学対象である「長沢地すべり」は、
2023年6月2日の台風2号による豪雨をきっかけに発生した災害です。
- 規模:幅約70m、長さ約80m
- 頭部:県道(天竜東栄線)
- 末端:一級河川 西阿多古川
災害当時は、
- 道路の通行不能
- 河道閉塞の危険
- 住民への避難指示
など、地域の安全に大きな影響を与えました。
本見学会では、この現場を実際に訪れながら、
地すべりの発生要因から対策工事までを総合的に学びます。
■ 見学+検討会の2日間構成
● 1日目:現地見学(8月21日)
- 浜松駅集合(12:00)
- バスで現地へ移動
- 長沢地すべりの現地見学
- 渡ヶ島禿石災害の見学
- 技術交流会(宿泊)
実際の災害現場を目で見て、地形・規模・対策状況を確認できるのが最大の特徴です。
● 2日目:検討会(8月22日)
静岡県浜松総合庁舎にて、講演およびディスカッションが行われます。
主な内容:
- 静岡県の土砂災害対策
- 初動対応と避難体制
- 地すべり対策工の検討
- 災害関連工事の施工方法
- 総合ディスカッション
現場で見た内容を、そのまま専門家の解説で深掘りできる構成です。
■ この見学会のポイント
今回のイベントは、単なる見学ではなく、
✔ 現場を見る
実際に発生した地すべり現場を体感
✔ 技術を学ぶ
対策工・施工・防災体制まで理解
✔ 議論する
専門家同士で意見交換・ディスカッション
という「実務に直結する学び」が得られる点が最大の魅力です。
■ 開催概要
- 日程:2025年8月21日(木)〜22日(金)
- 集合:JR浜松駅(アクトシティ)
- 募集人数:40名程度
- CPD:5.5ポイント(予定)
■ 持ち物(重要)
現地見学に参加される方は以下の準備が必要です。
- ヘルメット
- 長靴またはトレッキングシューズ
- 飲料水
- 雨具
現場での安全確保のため、必ずご準備ください。
■ 参加費
参加費は以下の通りです(目安)
- 一般:約28,000円
- 学会員・協賛法人:割引あり
- 学生:学割あり
※宿泊・交流会込みの料金設定
■ 申込について
- 申込締切:2025年8月12日(火)
- 定員:40名(先着順)
※定員に達し次第締切となるため、早めの申込がおすすめです。
■ こんな方におすすめ
- 地すべり・土砂災害に関わる技術者
- 建設・土木分野の実務者
- 防災・減災に関心のある方
- 学生・研究者
■ まとめ
地すべりは、机上の知識だけでは理解しきれない分野です。
実際の現場を見て、専門家の解説を聞き、議論することで、
初めて実務に活かせる知識として身につきます。
今回の現地見学会は、そのすべてを体験できる非常に価値の高いイベントです。
ご興味のある方は、ぜひこの機会にご参加ください。

